予防歯科の先進国スウェーデン式の歯磨きのコツとは?
こんにちは。
JR八王子駅・京王八王子駅から徒歩3分の「八王子旭町デンタルクリニック」です。
北欧の国スウェーデンの子どもたちは虫歯が少ないことをご存じでしょうか?
北欧の国スウェーデンというと家具や雑貨などおしゃれなイメージがありますが、実は、歯科予防の先進国でもあるのです。
「子どものむし歯を予防したい」と思われている保護者の方は、多いはず。
そこで今回は、スウェーデン式のセルフケアの方法を学んでみましょう。
かつては、むし歯大国とも呼ばれるほど、むし歯が多かったスウェーデンですが、約30年前に国を挙げてむし歯を根絶させる取り組みをしました。
それが功を奏し、現在では、子どものむし歯が、日本の10分の1以下という結果に!
また、80歳で残っている歯の平均本数についても、13本の日本に対して、スウェーデンは21.1本と、約8本もの差があるのです。
では、むし歯を作らないためにはどうしたらよいのでしょうか。スウェーデンの施策を参考にしてみましょう。
●予防歯科を重視する
スウェーデンではむし歯になってから治療をするのではなく、定期的に検診を受ける予防型歯科がメインです。
それによって、むし歯リスクを下げることができます。
●プラークコントロール
スウェーデンでは、歯垢や汚れを溜めないように「歯間ケア」を意識した歯磨きを実践しています。
歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシを使いましょう。
●セルフケアとプロケア
自分で歯磨きをする技術を上げ、歯医者で行う歯石取りやフッ素塗布を利用します。
歯科のプロケアでは、歯をコーティングし丈夫な歯を育てるために必要なフッ素の効果を持続させることができます。
スウェーデンで行っているセルフケアを、今日から実践してみませんか?
●歯ブラシだけでなく歯間専用の清掃用具をプラスする
歯ブラシだけでは十分に汚れを落とすことの難しい歯と歯の間を「デンタルフロス」、「歯間ブラシ」で取り除きます。
他にも「ワンタフトブラシ」や「スポットブラシ」と呼ばれる毛先がコンパクトに束になった山型の清掃用具で、奥歯の届きにくい部位などを磨き上げます。
●食後や寝る前にはブラッシングとマッサージ
特に、就寝前の歯磨きが大切です。就寝中は唾液が減るため、自浄作用が低下し、むし歯菌が活発になるからです。
寝る前のリラックスタイムや湯ぶねに浸かりながら、歯周病予防のために、歯ぐきを指圧マッサージすることで血行を促進しましょう。
●0歳のうちから歯ブラシに慣れさせる
歯が生えてないうちから歯ブラシを口に入れる練習をしましょう。将来、歯磨きをスムーズに始められます。
八王子旭町デンタルクリニックでは、子育て経験のある女性院長が保護者の方に、無理のないセルフケアアドバイスを行っています。
お子さんのむし歯予防や歯磨きのコツが知りたい方も、お気軽にご相談ください。